検索
  • 菊池捷男

ごあいさつ

ロータリーに正解はない 善意と寛容と奉仕の心があれば、それがロータリーだ

-私が「多様性論」を書こうと思った理由-


私は、国際ロータリー第2690地区の2020-21年度ガバナーになった者です。

本来、ガバナーは、ガバナー年度に入る前、数回にわたって、担当の地区でロータリークラブ会長エレクト研修セミナーその他、なすべき準備があるのですが、私の年度に関しては、コロナ禍のため、その多くをなしえず、新年度に入ることになりました。


そのため、私は地区内のロータリアンとは、十分な懇親を深める機会も、私が国際協議会(ガバナーになるための研修会)で学んだことを、十分にお伝えする機会もとれないままとなりました。


そこで、私は、本ホームページ上で、私の持っているロータリー観を、随時、お話すべきと考え、ここにコラムを載せようと考えました。


その第1回目として「多様性論」を乗せました。私が多様性を語りたく思ったのは、多様性が、私にとって、生き方・考え方の一つの大きな価値基準になっているからです。


なお、国際ロータリーは、次の「多様性に関する声明」を出しております。


  多様性に関する声明

ロータリーは、個々のクラブの中にある多様性の価値を認識している。

ロータリーは、既存の会員規則の下、会員資格を持つ地域社会の人々について調査 し、専門職や事業の職業分類、性別、年齢、宗教、民族といった点において地域社会を反映することに努めるようクラブに奨励している。

(2013年10月理事会会合、決定31号)


これを見ますと、ロータリーは、「個々のクラブの中にある多様性の価値」、具体的には、「専門職や事業の職業分類、性別、年齢、宗教、民族」における多様性の重要性を訴えることがよく理解できます。

12回の閲覧

最新記事

すべて表示

10.親睦と多様性

直前まで、激しい意見の対立を見、合意に至らなかったことが、食事会を開き親睦の機会をつくったことで、合意に達した例があります。 次に挙げる例は、実に厳しい国家間の意見の対立が、食事会をした結果、解消した例です。 1941年に、イギリスとソ連の首脳間で、対独戦をいかに戦うかについて、三日間、討議・激論が戦わされましたが、結局決裂しました。しかし、奇跡が起こります。それは、その直後に、ソ連側からイギリス

9.庭訓や経営理念(哲学)こそが七歩の詩

ロータリアンには、高い倫理観をもって今を生き、先を見るに敏なる人など、若い人たちの師表と仰がれている人が、実に多くおられます。 そのような人たちは、家憲や庭訓(ていきん)、社是、社訓などを掲げ、生き方ないし哲学、あるいは経営理念を明らかにしているのです。 そのような人たちの語る庭訓や経営理念には、ときに箴言〈神の啓示〉ほどの、ときに名言として、多くの人の胸に刻まれているものがあります。 ロータリー

8.職業奉仕と七歩の詩

ロータリーでは、「職業奉仕」が極めて重要です。その重要さゆえに、早くから「道徳律」が定められ、「四つのテスト」を毎例会で唱和しているのです。 しかし、ロータリー章典に書かれた「職業奉仕」は、「あらゆる職業に携わる中で、奉仕の理念の実践をロータリーが培い、支援する方法である。」(ロータリー章典8.030.1)ですが、私は、職業奉仕を、”自分の職業を行うあらゆる段階において最高の倫理の筋を通すこと”と